皆さま、こんにちは！
新年早々「ハワイシリーズ」と題して(勝手に！）ハワイの4島をご紹介する記事を書いてきました。今回、最後にご紹介するのは カウアイ島です。
都会と自然が混在して楽しめるオアフ島、楽園のハワイにふさわしいムードに存分に浸れるマウイ島、力強い火山のエネルギーが感じられるハワイ島・・・ハワイの魅力は多くの多様性に富み、語りつくせないほどです。
最後にご紹介するのはカウアイ島で、この島には数多くの手つかずの自然が残されています。その呼び名はグリーンアイランド。またその自然は陸から、海から、また空からも見ることができます。それでは早速カウアイ島の見どころを紹介していきましょう！
ワイメア渓谷（Waimea Canyon）
「太平洋のグランドキャニオン」とも呼ばれる壮大な岩場がワイメア渓谷（ワイメア キャニオン）です。カウアイ島の西部のワイアレアレ山とカワイキニ山からなる山岳地帯で、長さは22km、幅2km、深さ1kmにも及びます。
何百万年もの年月をかけ、隆起や雨による浸食を繰り返した大渓谷である、その雄大な自然の美しさは見る者を捉えて離しません。
CC:Skyobrien
CC: Aaronbernstein
ナ パリ コースト（Nāpali Coast）
映画「ジュラシック・パーク」のロケ地としても有名なナ・パリ・コースト。カウアイ島の東側には、崖のそり立つ全長27kmの海岸線があります。それこそがナ パリ コースト。カウアイ島随一の景勝地で、実はここは車では訪れることのできないカウアイ島の秘境なんです！訪れるには3つの方法があり。
・ボートツアー
・ヘリツアー
・ハイキング
のいずれかで行くことができます。ボートツアー(夏のみ営業）ではナ・パリ・コーストの全貌を見ることができます。でも、そのほかに早朝出発のシュノーケリングツアーや午後2時からのサンセットクルーズなんかもあります。
ナ・パリ・コーストは海から見るのが最高とのことで、早朝出発のシュノーケリングツアーだとイルカに遭遇できる可能性も高いようです！ウミガメと泳ぐこともできる？？
その他にトレイルもあるので、上級者はここを目指して2日かけて歩くようですが、初心者向けに絶景ポイントまで歩いて20分のコースもあります。
ヘリツアーも人気です ⇒ ヘリコプター遊覧飛行 ワイメア渓谷+ナ・パリ・コースト＜リフエ空港発／英語ガイド＞
CC: Justforasecond
CC: MEBurkhart
ポイプ ビーチ パーク（Poipu Beach Park）
島の南部に位置するのが、ポイプ ビーチ パーク。白い砂浜と遠浅で透明度の高い海が特徴のビーチで、2001年には、全米ナンバーワンビーチにも選出されたこともあり、名実ともに人気のビーチといえるでしょう。遠浅の海岸線が続く美しいビーチで、晴天率が高いです（カウアイ島は世界でも有数の雨の多い場所）。運が良ければ、ハワイのみに生息するアザラシ、ハワイアン・モンクシールがのんびりと砂浜で昼寝する姿が見られるかもしれないですね！
潮吹き穴（Spouting Horn）
カウアイ島の南部、「3.ポイプ ビーチ パーク」のやや西側に位置しているのが “潮吹き穴” と呼ばれるユニークなスポットです。その名の通り、溶岩でできた岩の穴から海水が吹き上がるユニークなスポットです。タイミングによっては20メートルほども吹き上がる瞬間もあるとか。ワイメア渓谷やポイプビーチの帰りにちょっと立ち寄るのもお薦めです。
CC Mel29
ワイルア滝 (Wilua Falls)
ワイルア川の南端にあるワイルア滝は、ポッカリとくり抜かれた大地に落差60メートルの滝が二本並んで落ちる珍しい滝です。昔のハワイアンたちは、この滝つぼに飛び降りて男らしさを示したとも言われています。車がある場合は気軽に訪れることもできる景勝地。天気の良いときには虹がかかることもあり、壮大で美しい景色が楽しめます。
CC: Caracas1830
キラウエア灯台
ハワイ諸島の主要な島々の中で最も北に位置しているのがキラウエア灯台（ダニエル K. イノウエ・キラウエア・ポイント灯台）です。その歴史は古く、1913年から稼働が開始しました。現在は自動信号灯になっていますが、東大とその周辺の景勝から変わらず人気を集めています。海岸線の一部がせり出したような場所に建てられた灯台一帯は、さながら海に浮かぶ島のようですね。
キラウエア灯台の周辺は野生動物保護区になっていて、たくさんの海鳥を見ることができます。野生動物保護区ということもあり、レンジャーが管理していて入場料は5ドル、時間帯によっては無料のツアー(英語）に参加できます。望遠鏡を無料で借りることができます。
キラウエア灯台 with robe posted by (C)qooh
シダの洞窟
シダの洞窟も島の東側、ワイルア川からボートでのみ、たどり着ける神秘的なスポットです。溶岩で作られた自然の洞窟は、かつてはハワイの王族のみ訪れることが許された歴史のある場所。また王族はここで結婚式を行っていたため、恋愛や縁結びに利益があることでも有名です。いわゆるパワースポットですね！その名の通り逆さに生えたシダをはじめとする熱帯の植物が生い茂り、水辺からは霧が昇ります。太古の昔への思いを馳せながら、瞑想するには最高かもしれません。
ボートでのみたどり着けるシダの洞窟へのツアー情報は、こちら ⇒ カウアイSmith’s シダの洞窟ボートツアー
まとめ
さて、今回はハワイ4島の最後としてカウアイ島をご紹介してきました。すべての島々にそれぞれ特徴があり、また、どれをとっても素晴らしい魅力が詰まっていると紹介しながら思いました。一つの島の中で、山や渓谷の景色も楽しめて、シュノーケリングどのマリンアクティビティも体験できる盛りだくさんな旅になること間違いなしです！
この4島の中で、皆さんはどの島が一番気に入られるでしょうか？私はハワイは20年以上前にワイキキに行ったことがあるのみなので、ぜひまたハワイを訪れて、新しいハワイの魅力を発見したいと思います。
