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(CC:  OS6)

日本では、世界遺産に登録される寺社・仏閣が増えてきています。
思いつくだけでも、
・京都 (17の寺社仏閣)
・奈良 (古都奈良の文化財 1998年)
・富士山 (「富士山と信仰・芸術の関連遺産群」2013年6月)
と、日本でも有数の観光地が続々と世界遺産登録をされています。世界遺産に登録されている中でも、パワースポットともされる神社や仏閣が多く、実はそこで結婚式が挙げれるんです!
また、このような世界遺産で結婚式を選ぶカップルが増えつつあります。美しい白無垢が神社の赤い鳥居に映えることは確か!今回は、今注目されている世界遺産での結婚式ってどんなものなのか、ぜひご紹介したいと思います。

世界遺産での結婚式 どんなところがあるの?

全国の世界遺産で結婚式が挙げられるところは数多くあります。関東なら日光東照宮、広島の厳島神社と、超有名な神社・仏閣で結婚式を挙げられます。日光東照宮では一日一組限定など、参拝客には煩わされないゆったりとした空間で厳かな結婚式は行えるようです。

例えば、特に世界遺産とされる寺社仏閣が多い京都を例にとりましょう。世界遺産と認定されているところはどのくらいあるのでしょうか?

京都には全部で17カ所、世界遺産の寺社仏閣があります。
(1)上賀茂神社、(2)下鴨神社、(3)清水寺、(4)鹿苑寺 (通称:金閣寺)、(5)慈照寺 (通称:銀閣寺)、(6)二条城、(7)仁和寺、(8)龍安寺、(9)天龍寺、(10)西芳寺(通称:苔寺)、(11)高山寺、(12)西本願寺、(13)東寺、(14)醍醐寺、(15)平等院、(16)宇治上神社、(17)延暦寺

このうち、結婚式が挙げられるのは、
(1)上賀茂神社、(2)下鴨神社、(3)清水寺、(4)二条城、(5)天龍寺、(6)西本願寺、(7)東寺、(8)宇治上神社、(9)延暦寺、の9カ所です。
京都の「世界遺産」のうち、約半分で結婚式を挙げることができます。

(CC: 清水寺)

世界遺産での結婚式 どんなカップルが選ぶの?

少し前のデータですが、日経新聞によると2011年度の京都、上賀茂神社の挙式数は焼く700件。2006年からの5年間で5割増しとのことで、現在はもっと増えていてもおかしくありません。また、歌舞伎俳優の片岡愛之助さんと女優の藤原紀香さんも京都の上賀茂神社で結婚式を挙げたことから、神前式スタイルの結婚式が注目を浴びていると言えるでしょう。

では、どんなカップルが世界遺産である神社仏閣で結婚式を挙げるのでしょうか?
海外で挙式する海外ウェディングも根強い人気を誇っており、こちらは20代半ばが主流ですが、”京都”を選ぶカップルは30代前後。しっとりした大人の女性の美しさを演出したい女性に人気のようです。全国の神社の中でも京都の寺社仏閣は特別。世界遺産ともなれば、なおさら特別感は増すに違いありません。

神社の指定業者であるエルエスティが「京都の和婚」をテーマにした婚礼サービスを始めたのは約10年。当時は明朗な価格設定で、和装、神社仏閣での挙式、料亭での披露宴を丸ごと提供している業者がなかったとのことで、京都府の婚礼業者がPRを行ったことで着実に婚礼数は増えています。ウェディング大手のワタベウェディングも京都の神社婚の需要に注目し、全国サービスを始めました。ワタベの竹本啓太・京都本店支配人は「京都は絶好のリゾート地」と語ります。

実際、京都での神社婚を選択するのは6割が県外カップル。観光も兼ねて親族を招待し、世界遺産の参拝もできると一石二鳥な理由で喜ばれることも多い。また、遠隔地なため、婚礼業者は東京にオフィスがあり、東京で挙式までの流れの打ち合わせをすべて行うことも可能です。何度も会場に足を運んで確認する必要もありません。

世界遺産での結婚式、高そう?一般的な費用はどのくらいかかるの?

世界遺産の神社でも、挙式にかかる費用は同じくらいです。神社で行う神前式は、本来挙式に参列できる人が親族に限られている場合が多いのと本殿のスペース上、家族婚が主流です。なので披露宴まで入れると120万円ほどになりますが、これはホテルやチャペルでの挙式スタイルと比べても少し安いといえるでしょう。

例えば、先述のワタベウエディングでは京都の様々な神社と連携して、上賀茂神社(挙式料10万円)、下鴨神社(同8万円)、知恩院(同20万円)などでの挙式サービスを提供しています。白無垢(むく)なら20万円、色打ち掛けなら26万円で、衣装レンタル、着付け、ヘアメーク、移動車をセットにしたプランもあります。世界遺産の神社にこだわらず、披露宴はなし、写真撮影のみに絞るともっと費用を抑えられます。

世界遺産でしか得られない経験

ご紹介してきたように、費用も格段に高いわけではなく、一般的な結婚式としてご招待したお客様にも楽しんで頂ける神社婚。神社婚ならではのメリットもいくつかあります。

・写真撮影の風景がきれい。また、四季折々の桜や紅葉などの演出も可能。

・挙中に雅楽の演奏を行ってくれるサービスもあり、神社の厳かな雰囲気を味わうにはもってこい!

(出典:世界文化遺産 日光東照宮)

・十二単で挙式もできる! 費用は600,000万円(神職2名、巫女2名奉仕、雅楽奉奏。撤下品 新郎様装束/衣冠 新婦様装束/十二単衣(垂髪と大垂髪の2種類選択)と少しかかりますが、京都の上賀茂神社では十二単を着ることもできます。これは滅多にない、まさしく一生に一度の経験となりそうですね!

(出典:下鴨神社)

まとめ

ここまで世界遺産での結婚式をご紹介してきました。全体的に見て、日本人としての伝統を重んじ、落ち着いた雰囲気で結婚式を挙げられる神社婚の良さが見直されているということは、素晴らしいことだと思います。もちろん、神社婚にもバリアフリーが整備されていない、交通の便が良くないところにあるなどのデメリットもありますが、それでも、結婚式としての選択肢にするのはアリ!だと思います。日本が誇る、世界遺産での結婚式、ぜひ、ご検討されてみて下さいね!