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日本には様々な魅力があります。
近年、日本に魅力を感じて、訪日外国人観光客が増えています。2015年度は1,973万人、2016年度は2.403万人、2016年度は2,869万人で、今年は上半期だけですでに1,500万人を超えています。

本当に、普通に街を歩くだけでもよく外国人の方をよく見かけるようになりました。
外国人の方々が日本に遊びに来る理由は様々ですが、観光場所の一つに有名な寺社仏閣も入っています。有名な寺社仏閣を回ると、これまた必ず外国人の方を多く見かけます。そんな外国人の人の中に、日本で結婚式を挙げたい!と訪れて下さる方々がいます。

今、和婚スタイルの結婚式の良さが見直され、日本では30代の大人のカップルを中心に神前式の挙式スタイルの人気が高まっているとご紹介してきました。でのその現象は、日本の中だけではなかったんです!今回は、なぜ今、和婚スタイルは外国人からも選ばれるのか、その良さを紹介したいと思います。

日本が好き、日本を訪れた思い出のために、日本で結婚式を挙げる外国人が増えてきた!

日本を訪れた思い出に、また日本の和婚スタイルでの挙式の美しさに憧れて日本で結婚式を挙げるカップルが急増しています。彼らは日本の伝統文化に興味を持ち、体験してみたいと思い日本を訪れています。また、母国で式を挙げているのに、京都で婚礼和装で挙式したいという外国人も少なくない、とウェディング大手のワタベウェディングの婚礼担当者の方は語ります。

外国人にも人気の挙式神社、京都の上賀茂神社では年間約800組のカップルが結婚式を挙げていますが(2011年で700組ほどだったので、確実に増加中)、そのうちの100組はカップルのうちのどちらかが外国人なのです。カップルのどちらかが日本人であれば、母国で和婚スタイルの挙式を望むケースは今までにもありましたが、外国人同士のカップルでも和婚を行うカップルも増えているとのこと。確かに、2000年代初めにも神社での結婚式はりましたが、ここまでの人気はありませんでした。

結婚式を望むカップルへのサービス対応

世界的観光地として京都での和婚への注目度は上がってきていますが、その人気の背景は信仰する宗教を問わず受け入れる寛容さと、歴史の深でしょう。外国人カップルの「日本の伝統文化を体験したい」「京都旅行の思い出にしたい」といった思いを実らせようと、ブライダル会社も市場開拓に本腰を入れ始めました。

こうした動きを受け、外国人に選ばれている一番人気の京都、上賀茂神社では、外国人向けのサービスも開始しました。同神社は2016年10月に婚礼部を設け、写真撮影や披露宴の会場選び、移動手段の手配など、外国人対応のサービス充実を図っています。

(出典:BLOG & NEWS)

上賀茂神社で行われている外国人へのサービス

・式の進行は英語で
上賀茂神社では、神式での結婚式の進行を英語で行っています。訪日外国人旅行客は日本語が分からない人が殆ど、英語で司会進行がされると結婚式への理解も深まると大変喜ばれています。

・結婚証明書の贈呈
自治体の動きもインバウンド需要に応えようと活発化してきています。京都市は平成27年度(2015年)から、市内で挙式する外国人カップルに門川大作市長の署名入り「結婚証明書」を贈る取り組みを実施。市観光MICE推進室によると、27年度以降の約3年間で69組のカップルに証明書を贈ったとのことです(2015~2017年)。

外国人同士が京都で神前式を挙げるケースも珍しくありません。2017年12月26日の産経新聞に、上賀茂神社で結婚式を挙げる外国人カップルの様子がレポートされています。

11月のよく晴れた日、世界遺産・上賀茂神社(京都市北区)で1組の外国人カップルが式を挙げた。新郎はドイツ人のカースティン・ボーンさん(37)、新婦はイタリア人のソニア・ジュリオさん(41)だ。新郎新婦は、紋付き羽織はかまと白無垢(むく)に身を包んでいるが、祭主は式を英語で進行。重要文化財の社殿で三三九度の儀や指輪交換を執り行った。
2人が日本を訪れるのは初めて。ホテルグランヴィア京都(同市下京区)での宿泊と挙式がセットになったプランをインターネットで見つけて申し込んだという。「美しく、歴史がある神社で式を挙げられてうれしい。本当にすてきで感動した」と2人そろって笑顔を見せた。

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日本で結婚式を挙げる時に気を付けたいこと

カップルのどちらかが外国人で、海外からもゲストを呼びたい場合は色々と気を付けなくてはいけないことがあります。
・挙式スタイル:親族の方の中には宗教によって神前式に抵抗のある方がおられるかも?きちんと先に確認することがたいせつですね。
・移動費、宿泊費の負担:これは、新郎新婦が負担する場合が殆どなので(9割方)、両家で費用負担については話しあっておくことが必要です。
・挙式会場と披露宴会場の移動:高齢の親族には配慮が必要
・結婚式はご祝儀制?会費制?:ご祝儀は日本ならではの慣習。アメリカでは予め新郎新婦が欲しいものを聞いておき、プレゼントとして渡す習慣が一般的です。海外からご招待した親族には、どのように結婚式に参加してもらうのか、これもまた予め説明して理解を求めておくことが必要ですね!

やはり文化の違いは大きいのですが、すべての人に結婚式を楽しんて頂けるように考えることは必要です。

和婚をインバウンド需要の一つに!

ヨーロッパで人気の「ジャパンエキスポ」というイベントに、2015年、ウェディング関連会社が「和婚」を知ってもらおうとブースを出展しました。ジャパンエキスポは、日本のアニメや音楽、ゲーム、茶道、習字などといった日本の文化をテーマにしているイベントで、日本が好きという外国人から、とても注目されていて人気があります。外国人の目の前で、和装や神前式を披露することで「日本で結婚式をしたい」「和婚に興味がある」というニーズと海外へ知名度を増やすことを目的にして、ステージ上で、神前式を演出、白無垢や色打掛を披露するなどをして話題になりました。

<和婚の婚礼衣装のご紹介>

(伝統的な白無垢。和婚の代表的な衣装で、神社の赤い鳥居によく映えます)

(色打掛 お色直しで着る方が多いです)

(引振袖 江戸時代から続く婚礼衣装です。小物などを使ってあなたらしさを演出できます)

(男性の婚礼衣装の紋付き袴。女性と比べるとバリエーションは少ないですが、新婦の衣装との対比が美しい。外国人の方にもよく似合います)

(出典:京都タガヤ 和婚礼)

地道な周知活動や、日本各地での世界遺産登録の高まりも受けて、和婚の人気は確実に高まっています。少子化や、豪華な結婚式や披露宴は行わない地味婚などが進行する日本とは違い、増えていく訪日外国人のインバウンド需要を掘り起こすことは日本経済の活発化に大いにつながります。

まとめ

今回は、外国人からも選ばれる日本が誇るべき “和婚”についてお伝えしました。昨今、世界遺産でも結婚式が挙げられると日本でも30代カップルを中心に和婚スタイルの人気が高まっています。でも、この人気は単に日本人の間だけではなく、外国人にとっても魅力的なのですね!
傾向としては、ヨーロッパやアメリカなど欧米の方々は、日本的な伝統文化に魅力を感じて神社式を選ぶ傾向があるとこと。

もう一つ、日本での結婚式の主流は沖縄でのリゾート婚です。こちらは香港の人たちに大変人気だそう。2015年の「沖縄リゾートウェディング」の実施組数は前年対比17.5%増の1万4175組と過去最高を更新。このうち海外組も対前年比29.9%増の1458組となりました。また、香港や台湾などアジア圏のカップルは日本とはフォトウェディングを大変重要視するので、写真撮影にも力を入れています。日本の良さと言えば何といってもそのサービスの良さ。花嫁のベールをさっと直してくれるなど、日本人のお客様に対するきめ細やかな気遣いが大変喜ばれています。

日本を訪れてくれる外国人の方々には、日本の良さをより多く知ってもらいたいもの。それが結婚式を行うための訪日ともなれば、幸せな思い出を残してもらいたいですよね!ぜひ、外国人のみなさん、日本で素晴らしい結婚式を挙げて下さい!

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