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tommygbeatty / Pixabay

2019年新年も明けて少し経ちました。本日は1月5日ですが、皆さんはどのよう新年を迎えられたでしょうか?今年も素晴らしい年になるよう、心よりお祈り申し上げます!

ところで、今回タイミングよく元旦に、ハワイの島々のご紹介をしてきました。1月3日にはハワイのオアフ島、そして4日にはマウイ島のご紹介をしました。そして、今日はハワイ島のご紹介をしたいと思います!私もハワイと言えば “ワイキキ”、”アラモアナショッピングセンター” などの商業的なイメージしかなかったのですが、どうしてどうして、ハワイはこのような都会的な遊びやマリンアクティビティも楽しめますが、それだけではない多くの自然もある、非常にダイナミックで多様性に富んだ場所だったんです!
第三弾としてご紹介するのはハワイ島。ハワイ島はハワイ諸島の中でも面積が最大で、非常にエネルギーに満ちた島です。他の島とは少し違うハワイ島の見どころをご紹介していきたいと思います。

<ハワイ島地図>

出典:Hawaii123.com

まずは何と言ってもキラウエア火山国立公園

キラウエア(Kīlauea)は、ハワイ諸島のハワイ島を構成する5つの楯状火山の1つです。島の南東部に位置し、西隣のマウナ・ロアと共にハワイ火山国立公園に指定されています。 キラウエア火山はいまなお噴火を続けている活火山で、ハワイ・ホットスポットが生み出した火山としては、南方のロイヒに次いで新しい。 ハレマウマウ火口は、キラウエア火山の代名詞とも言える見応えたっぷりの火口スポットです。

穏やかな噴火で知られるキラウエアですが、1983年以来、ほぼ連続的に噴火し続けており、溶岩流の向かう方向によっては、溶岩が集落を飲み込みんで壊滅させることもあります。最近では1990年にカラパナ、2018年にカポホの集落が溶岩流によって消滅しました。2018年の噴火では溶岩の流出は停止しています。
    Unites States Geography Survey  Public domain

    Hawaii Volcano Observatory, USGS  火山体の中心にあるキラウエアカルデラ(2009年)。中心の円弧がハレマウマウ火口。この後、2018の噴火で大きく陥没し形は変わっている。

マウナ・ウル溶岩台地(キラウエア火山国立公園)

チェーン・オブ・クレイターズ・ロードという道路沿いにはいくつかの溶岩台地があるのですが、中でも見どころなのがマウナ・ウル溶岩台地。ハワイ語で「マウナ・ウル」とは「成長している山」という意味です。チェーン・オブ・クレーターズ・ロードから見える火口の中で、一番火口らしい火口です。クレーターの深さは約30m程で、キラウエア火山のイースト・リフト・ゾーン(東の割れ目帯)に位置しています。

出典:Wasabi Tours Hawaii

このマウナ・ウルの噴火が現れたのは1969年5月24日の夜明け前のこと。チェーン・オブ・クレーターズ・ロード沿いの森に大きな割れ目(亀裂)が現れたとき、大地は揺れ、住民たちは窓が軋む音で起こされたそうです。程なく、この割れ目から真っ赤な溶岩が湧きあがり、噴火口となりました。これがマウナ・ウルです。マウナ・ウルは、1969年から5年後の1974年まで溶岩を流し続け、周辺の森や草原を飲み込み、チェーン・オブ・クレーターズ・ロードの一部も溶岩で覆ってしまいました。
当時の噴火は様子が写真に残されています。   溶岩を噴き上げるマウナウル(1969年12月30日)
    [Public Domain] U.S. Geological Survey (HVO)

サーストン溶岩トンネル(キラウエア火山国立公園 

サーストン ラバ チューブは約500年前にできたと言われている溶岩トンネルです。噴火が起こり、流れ出た溶岩の外側は空気によって冷やされて固まり、トンネルの壁となります。内側の熱い溶岩は流れ落ちていき、溶岩が最後まで流れ落ちると空洞となってトンネル(ラバチューブと呼ばれている)になります。照明があるエリアでは、地質もよくわかりますので、観察するのに適しています。
ナーフク(サーストン溶岩洞) (トリップアドバイザー提供)

サーストン ラバ チューブには、徒歩で一周するのに20分程度と気軽に回れるハイキングコースです。熱帯雨林が生い茂る中を歩いていくと、サーストン ラバ チューブの入口に着きます。入口は鬱蒼としていますが、トンネルの中は広く天井も高くなっていて、ひんやりとしています。朝や夕方には鳥が多くみられ、入り口には展望台もあるので、ハワイ火山国立公園を訪れたついでに寄ってみるのはいかがでしょうか?実はここはオーラが見えるかもしれない?!パワースポットとしても有名です。スピリチュアル好きな方には必見の場所かも!

ワイピオ渓谷

ワイピオ渓谷はハワイ州ハワイ島のハマクア地区にあり、ハワイ語で「曲がった水」を意味し、崖に囲まれて海に面した谷で、ハワイ人により聖なる力の地あると信じられています。渓谷へ下りると、渓谷を取り囲む崖から数条の滝が白い糸となって流れてくるのが、季節により見られます。一番奥に遠く見える滝はヒイラヴェ滝(en:Hiilawe Waterfall)で落差は390mもあり、水量が多い時は向かって左に支流ができて、双子の滝になります。そこの水は小川となって渓谷全体を潤し、黒砂海岸で太平洋へ注ぎこんでいます。
        CC:  Paul Hirst (Phirst)

マウナラニ

マウラナニは世界三大パワースポットの一つに数えられている場所。ハワイ語で“天国に手が届く丘”を意味するこのマウナラニは、精霊(マナ)が宿る場所と古くから伝えらているそうです。この地には、王族たちの食べる魚を養殖していた池(フィッシュポンド)、祭壇、オーラが写るといわれる洞窟などの不思議な場所が今でも残っています。


出典:アロハ魂クマックス!

マナウケア

ハワイ島でキラウエア火山に次ぐ人気を誇る「マウナケア」(火山)は、標高4205mでハワイ最高峰を誇ります。この山には日本の国立天文台“すばる”を含め計13基の天文台があり、道が舗装されていて山頂まで車で行くことができます。星空を観測するナイトツアー、雲海から昇る太陽を見る日の出観測は言葉を失う美しさを体験できるので、イチオシです!

           出典:ハワイ州観光局からのお知らせ

マンタとダイブ

ハワイ島ではマンタを見ることができるスポットがあります。ツアーが組まれているので、それに参加するのは便利でしょう。スキューバーダイビングでも、シュノーケリングでもマンタを観察することができるみたいですよ!詳しいツアー内容はリンクを参考にして下さい。

出典:Kona Coast Cruise (マンタナイト)

ヘリコプター観光ツア

最後になりましたが、ハワイ島で人気のアクティビティの一つが「ヘリコプター観光ツアー」。なかで、最も人気のあるツアーが、ビッグアイランド・スペキュタクラーです。ワイコロアのヘリポートを飛び立ち、キラウエア火山の溶岩やマグマの噴出、緑あふれる山々と渓谷、海を巡る大充実の2時間コースです。絶景スポットの真上に到着すると、ヘリコプターはその地点で旋回を続け、さまざまな角度から素晴らしい景色を見せてくれます。空から見るキラウエア火山やマグマの噴出は、陸から眺めるのとでは全く違う景色を見せてくれることでしょう!
   リンク: ブルーハワイアンヘリコプターズ ハワイ島ヘリコプター観光

まとめ

今回はハワイ島をご紹介してきました。ハワイ島のメインは、何と言ってもハワイの代表の一つである “火山”でしょう。その火山や緑の渓谷もヘリコプターの上空から眺めることもでき、色々な角度から楽しむことができます。また、アウトドアだけではなく、マンタが観察できるなどのマリンアクティビティも充実しています。
オアフはもう十分!次は少し違ったハワイを楽しみたい!という方は、ぜひハワイ島を訪れてみるのはいかがでしょうか?