こんにちは、Riruruです。
あっという間に年の瀬も迫り、驚くことにあと3週間弱で2020年が終わろうとしています。今年はコロナ禍のもと、色々な苦難が沢山待ち受ける年となってしまいました。世の中って、本当に何が起きるか分からない!がまさしく実践されたような今年でした。それは私にとってもそうでした。私も今年失業しました。。。(´;ω;`)
でも、私は神社の神様、お寺の仏様を深く信じています!(いきなりスピリチュアル系ですが((´∀`))ケラケラ)なので、折りに触れて神社にお参りに行っていたのです。そのお陰か、無事に再就職できました。コロナ時代のお参りについてはこちら ⇒ バーチャル参拝でお参りに行こう!コロナ禍の今だからこそ、できるお参り方法
なので、ここで私が伝えたいのは…
初詣に行こう!お参りの大切さ
冬場になり、ある程度想定はできたものの、ここへきてコロナの感染率が急上昇しています。来年は政府がお正月休みを長くすることを企業に推奨したりしていますが、おそらく毎年多くの人が訪れる寺社仏閣では初詣の分散化も考えられていることでしょう。
こんなコロナ禍の時ですが、でも、コロナ禍の時だからこそ、お参りが大事なのでは?と私は思っています。コロナのせいで苦しみが増え、辛い今だからこそ神様に願いを託し、神様とのつながりを再確認するいい機会かなと思うからです。そして、年の初めに行く初詣は、その年の自分の目標も神様に宣言できるとてもいい機会ではないでしょうか?
2020年は丑年の初詣にピッタリの神社・お寺とは?
日本には「干支」というものがありまして、毎年干支を代表する動物は変わっていきます。そして、毎年その年の干支にちなんだ動物が祀られている神社やお寺が初詣には人気のスポットになります!分かりやすく言えば、神社には鳥居があり、境内の前に “狛犬” が鎮座していますよね?その狛犬が、干支の動物である神社やお寺があるのです。
例えば、2020年の干支はねずみ🐭でした。そして、狛犬ならぬ、狛ねずみで有名な神社が京都にある大豊神社(おおとよのじんじゃ)です。干支であるねずみの像が置かれている大豊神社はねずみ年には多くの参拝客で賑わいます。
翻って2021年は丑年。では、牛が神使(しんし:神様のお使いの動物)として祀られている有名な寺社仏閣にはどこがあるでしょうか?
実は、牛が神使として祀られている神社として日本で一番有名なのは、全国にあまた存在する天満宮なのです。天満宮の御祭神は学問の神様として超有名な菅原道真公。今からの季節、菅原道真公は合格祈願の神様として、全国のお母さん達から熱いお願いをされる筆頭の神様です。
では、なぜ牛が天満宮の神使なのでしょう?
平安時代の学者・歌人として知られる「菅原道真」は、政治的な無実の罪で大宰府に配流され、大宰府でその生涯を終えました。そして、道真公が亡くなったあと、公の亡骸を牛車で運ばせたところ牛が伏して動かなくなったところが大宰府天満宮の鎮座地となったそうです。そういう言い伝えから、道真公を祀る天神社には臥牛が置かれていることが多いのだそうです。
また、道真公は生まれが丑年で、なくなったのが丑の日だともいわれています。
このようなエピソードから、牛は全国1万2000社の天満宮で祀られるようになったのです。確かに天満宮には臥牛の銅像が置かれているところが多いですね。先日お参りした大阪天満宮にもありました。
2020年の初詣スポットのご紹介!
では、ここから一気に丑年にちなんだ初詣のベストスポットをご紹介していきます!まずは、丑にちなんだ日本三大天満宮から:
・北野天満宮(京都市)
北野天満宮は全国にある12000社の天満宮の総本山として有名で、前述のとおり、全国の受験生および保護者の方々から多くの合格祈願が寄せられています。
・太宰府天満宮(福岡県太宰府市)
菅原道真公、菅公を祭神として祀る天満宮の一つ(天神様のお膝元)。初詣には九州はもとより日本全国から毎年200万人以上、年間にすると850万人以上の参詣者があり、現在、京都の北野天満宮とともに全国天満宮の総本社とされ、また菅公の霊廟として篤く信仰されています。
・防府天満宮(山口県防府市)
防府天満宮は道真が亡くなった翌年である延喜2年(904年)に創建され、「日本最初に創建された天神様」を名乗っています。道真が宮中での権力争いで失脚し、九州の太宰府に流されていく道筋での宿泊地の一つが防府とされていて、京都の北野天満宮、福岡の太宰府天満宮と並んで、日本三大天神と呼ばれています。
三大天神以外の神社には
これらの三大天神以外にも、丑にまつわる神社や天満宮は日本全国に沢山あります。菅原道真公にちなんで有名な学問の神様と言えば、東京の
・湯島天神(湯島神社)
こちらの神社は菅公の生まれるはるか前、雄略2年の創建という古刹。鎌倉時代に入り郷民が菅公の遺徳を忍んで合祀したと言われています。その後、徳川幕府、学者・文人の崇敬を集めて今日に至り、学問の神様として敬われています。
・八坂神社
京都は四条通の東端にある八坂神社は、もともとは祇園社と呼ばれていました。すぐ隣に隣接している円山公園のしだれ桜が有名なこともあり、京都で一、二を争うほどの有名な神社となっており、一大観光名所です。また、それだけでなく、超強力パワースポットでもあります!
八坂神社を2021年度の初詣スポットとしてご紹介したい理由は、八坂神社のご祭神が牛頭天王(ごずてんのう)という牛の頭を持つ神様だからです。牛頭天王は素戔嗚尊(すさのおのみこと)と同一神であるとされています(明治以降のご祭神は素戔嗚尊)。ご祭神が牛の顔を持つことから、まさに丑年の初詣にピッタリの神社と言えるでしょう。
・下鴨神社
もう一つ、京都にある有名な神社に下鴨神社という神社があります。下鴨神社には十二支、つまり干支の12の動物のすべてが祀られているのです。当然この中に牛もありますよね。下鴨神社は私も訪れたことがあり、確かに干支の動物たちが祀られていました。
まとめ
と、ここまで2021年の丑年にピッタリの初詣スポットをご紹介してきました。このコロナ禍の状況では、特に大型社寺では、「分散参拝を呼びかける」「参拝時間を変更する」「郵送、Webでの祈祷受付を受け付ける」「お詣りや祈願・祈祷受付の工夫をする」など、さまざまに新型コロナ感染症対策が講じられております。
初詣は戸外なので、密室空間のような心配はいらないと思いますが、それでもマスクはしっかりとして、人との距離は気をつけなくてはいけないでしょう。
コロナ禍の中ですが、それでも私は初詣に行き、神様にお祈りを捧げること自体、とても意義深いことであると信じています。その不安な気持ちに打ち勝つためにも、初詣に出かけたあなたを神様はきっと応援して下さる筈です。皆さん、初詣には行きましょう!