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皆さんは ”運” の存在を信じますか?

運は目に見えません。また、同じことが起きても人によって感じ方も違いますよね。でも、運、不運というのは確実に存在する、と私は思います。
今年の私の年回りがそうでした。私の場合はそこまでの大不運というわけではなかったのですが、それでも、いつもならこんな不運は続かないのに!というようなプチ不運が続きました。

私は今年、色々な神社やお寺などをパワースポットを紹介するこのブログを立ち上げました。神社やお寺の雰囲気が好きなことや、に参拝した後の清々しさに惹かれていること、また頂けるご利益なども含めて女性を幸せにする情報を発信したかったからです。
そのために、いくつかの有名なお寺や神社にも参拝しました。でも、その有名な神社を参拝した翌週末に、車の事故に遭ってしまいました… その他にも小さなよくないことが続いていたので、”厄” は避けられないのか、また、避けられないのなら少しでも軽くする方法はないのか、またよく知られている厄祓いの方法など、今回は「厄」について考えてみました。

そもそも、”厄”ってなに?

人生は長い。平均寿命が延びている今(男性:81.09歳、女性:87.26歳)、人生の中で運・不運に見舞われる回数は、昔の人より多いかもしれません(笑)。日本文化の中では、この不運のことを「厄」という呼び方をしますねよ?厄とはいったい何なのでしょうか?国語辞典的な意味では、”厄” とは苦しみや災難のこと。生きていれば誰でも巡り合う不可避の状況です。

一般的によく知られているのは「厄年」という概念です。女性、男性も含めて、ある一定の年回りの3年間に、特に「厄」に見舞われることが多いので、気をつけなさいよ、という概念です。厄年については、以前ご紹介しましたね!
「厄年の上手な過ごし方」

これはある意味理に適っていて、厄年の時は年齢的に体が変化したり、家族の中にも子供の進学や親の病気などが重なることも多いことから、災難に見舞われる確率も上がることも多いのです。なので、様々な神社やお寺では、厄を祓うご祈祷を施してくれるところも多いですね。

厄って大きい存在。でも避けられるの?

では、「厄」って避けられるのでしょうか?
個人的に思うのは、厄は避けられないと思います。人生長いし、いいことも悪いことも起きる。でも、その時をどう過ごすかは自分次第。
私自身、今年に入り、仕事が上手くいかずにリストラされ、車の事故にも遭い…という不幸が続いたとき、とっても落ち込みました。今までこんなに良くないことが続く年ってなかったからです。で、6月30日にはお祓いの意味も込めて ”茅の輪くぐり” 1(半年分の罪や汚れを祓うために、神社などで大きな茅の輪を作ってそれをくぐる行事)にも行きましたが、でもやはりよくないことは起きました。どうすればいいの?と思い悩みました。

でも、ある程度嫌なことが続くと、それはそれで「今年はそういう年回りかもしれない。じゃあ、じたばたしても仕方がないかも!」と思い切れるようになってきました。ひょっとしたら、今の自分は不運や不幸でも、長い人生から見れば必要だから起きているかもしれないからです。これも通説ですが、人生には「必要ではないことは起きない」と言われていますよね?
よくない運命も、必要悪というか、必要だから起きていると振り返ってみれば思えるときも来るかもしれないのです。

対処法としての「お祓い」

厄祓いなどで知られるように、厄年の時はお祓い=神社やお寺などでのご祈祷に行く人も多いと思います。私の住む関西でも、お祓いで有名な神社は沢山ありますし、この頃はホームページで申し込めるところもあるので大変便利になっています。料金も大体¥5,000~¥10,000ぐらいですよね?

では、厄祓いに行くとすれば、どこが一番いいのでしょうか?
これは私なりの考えですが(でもよく知られてもいますが)、皆さんの地域にはそれぞれ氏神様と呼ばれる神社がありますよね?もし、子供のころから住まわれている地域に今も住んでおられるのなら、自分が一番馴染みがある神社というのは、一番自分のことをよく知ってくれている神様がおられるということです。有名だけれど滅多に行かない、もしくは初めて行く神様よりも、普段の自分の生活を見守つてくれている神様に、自分の不調を少しでも軽くしてくれるようにお願いするのは一番いいことではないでしょうか?

お祓いもいいけど、自分でできる厄落とし法もある!

自分でできる、カンタン厄払い
1.一番手軽にできる厄払いとしておすすめなのが、粗塩を肩に振りかける方法です。古来より、厄払いに使用されてきました粗塩は、塩の中でも特にネガティブなエネルギーを吸収する浄化力に優れています。銘柄や値段を気にする必要はありませんが、必ず精製塩ではなく、必ず粗塩を使いましょう。

粗塩を、肩から背中、その他、「なんだか気になる」といった身体の場所にかけましょう。粗塩を用いた厄払いをするときは、厄やマイナスエネルギーが消えていくようにイメージすることが大切です。気持ちが軽くなり、状況がよくなっていくシーンを頭の中で思い描きながら行うと、より効果を感じられます。

2.置いておくだけでいい!盛り塩で解決!
盛り塩も気軽に、簡単にできる厄払いです。まず粗塩と小皿を用意してください。そして、粗塩を三角錐の形になるように盛ります。盛り塩の量は、自分が必要だと思う量で特に規定はありません。なるべく玄関や入口など、人の出入りが多いところに置きましょう。一週間で交換し、使用済みの塩は、洗面所やトイレなどで洗い流してください。厄を感じる程度によって、盛り塩の大きさや交換頻度は調節可能。続けることでうまく厄払いできるようになるので、続けることが肝心。

3.粗塩風呂に入って全身厄払い
今度は粗塩を使ってお風呂に入り、全身の厄を祓いましょう!
まずは、湯船に新しいお湯を入れてください。次に、粗塩を50~100g程度お湯に溶かしてください。粗塩もお湯も、厄を吸収しマイナスエネルギーを浄化する効果があります。そして、全身浴をし、できれば頭まで湯船につかりましょう。

さいごに

最後に、私の最寄の氏神様をご紹介します。私はこの神社に折に触れてお参りに行きます。初詣、節分、茅の輪くぐり、秋祭りと様々な行事で神様にご挨拶し、また、地域の人たちと交流しています。その都度、今年の自分の状況についても報告しています。

お参りの際には、お願いをするのではなく、近況の報告を、そして自分の目標に向かって努力できる力をお授け下さいとお祈りするようにしています。実は、私も “厄” を祓うためにお祓いを考えたことがあります。厄祓いをお願いする場合は、自分の氏神様にお願いしようと思っています!
厄は避けられない。でも、絶対的に避けられないけれど、厄を受け止める自分の考え方は変えることはできます。なので、神社やお寺でしていただくお祓いも、その対処法の一つ。お祓いをしてもらって自分の気持ちが軽くなるなら立派な対処法だと思います。

もし、皆さんの中に、実際に「厄」はあったけれど、こんな風に対処したよ、効果もあったよ、というがあればぜひ教えて下さい!避けて通れなくても、みんなで一緒に乗り越えられればコワくない、ですよね!!