Pocket

皆さんがパワースポットに行く理由なんでしょうか?
様々な理由があると思いますが、特に若い女性が神社へ行く理由の一つに縁結びもあるのではないでしょうか?

今も昔も、恋に悩む乙女は同じ・・・ですが!この恋に悩む乙女を応援してくれる神社があるのです!それは、石川県白山市にある、加賀一之宮 白山比咩神社。白山比咩神社はいま、縁結びの神様として注目を浴びているんです。その理由の一つがご祭神の菊理媛尊(キクリヒメノミコト)。今回は、注目の縁結びスポット、白山比咩神社をご紹介したいと思います。

まずは簡単な成り立ちから。白山比咩神社ってどんな神社?

福井県、石川県、岐阜県の三県にまたがる白山は、古くから霊山として信仰されてきました。ふもとや平地に暮らす人々にとって白山は聖域であり、生活に不可欠な“命の水”を供給してくれる大切な存在でした。

それがをが経て、山への信仰の”登拝”という形になって山頂へ至る登山道が開かれました。現在は全国に2,000社以上ある白山神社の総本社です。通称として「白山(しらやま)さん」、「白山権現」「加賀一の宮」「白山本宮」とも呼ばれています。

歴史
白山比咩神社は、崇神天皇(すじんてんのう)7年(前91)に本宮の北にある標高178mの舟岡山(白山市八幡町)に神地を定めたのが創建とされています。その後、応神天皇(おうじんてんのう)28年(297)、霊亀2年(716)、文明12年(1480)の大火と何度かの遷座を経て、現在地へ遷りました。

白山さんのご祭神

白山比咩神社の主祭神は以下の3柱。
白山比咩大神 – 菊理媛神(くくりひめのかみ)と同一神とされる。
伊邪那岐尊
伊弉冉尊

日本書記によると、天と地が別れたばかりのころ、天の世界である高天原に神々が出現し、最後に現れた伊弉諾尊(いざなぎのみこと)と伊弉冉尊(いざなみのみこと)には国土を誕生させる「国生み」と、地上の営みを司る神々を誕生させる「神生み」が命じられました。          その後二人からはどんどん神が生まれていったののですが、伊弉冉尊が火の神を生んだ時火傷で亡くなってしまいました。伊弉諾尊はそれを悲しみ、妻を黄泉の国まで迎えに行きましたが、醜く変わった妻の姿を見て逃げ出してしまいます。

白山本宮・加賀一ノ宮 白山比咩神社

黄泉の国との境界で対峙するふたりの前に登場するのが菊理媛尊で、伊弉諾尊・伊弉冉尊二神の仲裁をし、その後、天照大御神(あまてらすおおみかみ)や月読尊(つくよみのみこと)、須佐之男尊(すさのおのみこと)が生れたのです。

白山比咩神社では、菊理媛尊とともに伊弉諾尊・伊弉冉尊も祭神として祀られています。菊理媛の「くくり」は「括る」にもつながり、現在は「和合の神」「縁結びの神」としても崇敬を受けています。

日本で最初の夫婦である、伊弉諾尊と伊弉冉尊を結び付けた神様なら、まさしく!縁結びの神様と言えますね!ちなみに菊理媛尊は復縁にも利くとのことですよ♡ ♡


[

とってもきれいな境内、神社の見どころは?

建造物は主要社殿として、本殿・幣拝殿・直会殿・外拝殿・遊神殿から成ります。本殿は大規模な三間社流造。

まずは、神社入り口にある一の鳥居(大鳥居)をくぐります。背筋がピン!と伸びる感じですね。


鳥居を抜けると108段の表参道。そこを抜けるとご神木の老杉が出迎えてくれます。


そのまま進むと手水舎、その隣には有名な白山系の伏流水の水源があり、お水を頂くことができます。大変美味しいお水で、遠方からも汲みに来られる方も多いとか。

そのまま、二の鳥居、三の鳥居をくぐって神門を通り本殿へ。

境内の中は全体的に凛とした厳かな雰囲気が漂っています。
もともと白山は単独の山ではなく、御前峰(ごぜんみね)・大汝峰(おおなんじみね)・別山(べっさん)などからなる複数の山や峰の総称です。その白山の山頂には奥の宮が鎮座しているのですが、ここから5時間ほどの道のりがあり遠いため、参拝に行けない人のために境内に奥の宮遥拝所が設けられています。神門をくぐった右側にあり、大汝峰、御前峰、別山の「白山三山」の形をした大岩が祀られています。

恋のしらやまさん

縁結びのご利益があるとして知られている白山比咩神社。でも、ご利益だけでなく、神社自体で若い女性の恋が実る応援をしてくれています!それが、これ、「恋のしらやまさん」キャンペーン!

「恋のしらやまさん」とは、金沢(野町)駅から、白山比咩神社のある鶴来駅まで電車に乗り、白山比咩神社をお参りして鶴来の町並みや文化・歴史・味覚・パワースポット・人とのふれあいを堪能する旅の切符です。両駅の距離は30分、切符には辻占い券・和菓子券もついていて、鶴来の町の探索を楽しむにはもってこいです。


また、その他にも楽しめそうな周辺観光施設がありますね!

・スカイ獅子吼: 獅子吼高原の山麓からゴンドラで一気に登った標高650Mに広がるレジャースポット。スカイスポーツの拠点として知られている。 スカイ獅子吼

・獅子ワールド館: 獅子舞が盛んな旧鶴来町にある施設。重さ1.5トンもある日本最大の獅子頭を中心に、日本やアジアの獅子や衣装などを展示しており、獅子舞の魅力にふれることができます。 獅子ワールド館

・樹木公園: 石川県の林業試験場内にある公園。広大な敷地内にさまざまな樹木が植えられていますが、その中でも130種・約900本もの桜は見ごたえがあり、桜の季節には多くの人が訪れます。

まとめ

さて、今回は北陸地方第一の縁結び神社、白山比咩神社をご紹介しました。神社の雰囲気も厳かでとても素敵ですし、縁結びの神様ということで、「恋のしらやまさんの旅」を企画して、恋する乙女を応援してくれているのもとっても嬉しいですよね!
神社の周辺から少し足を伸ばせばパラグライダーが楽しめるスポットもありで、女子旅観光にはもってこいです。ご利益もゲットしながら、アクティビティも楽しめる旅、ぜひ白山比咩神社を訪れてみて下さいね!